御幣を持つ猫の骸骨の妖怪。


 
百鬼夜行絵巻に通ずる縦32.6p×全長719.4pの絵巻。
題名は無いが、『吉光 百鬼ノ図』と書かれた小さな紙辺が添付されていたらしい。


30前後の異形の妖怪達が自由に軍行し、
その後絵巻の三分の一を占める長大な黒雲シーンが出現する。
やがて謎の妖怪シルエットが現れエンディングを迎えるという不思議な絵巻。

 


↓こちらは東京国立博物館蔵の『百鬼夜行図』に描かれた、同じ様な構図の猫の骸骨の妖怪。
80前後の妖怪が闊歩する縦33p×全長1021.2pの絵巻。


目玉がある分、表情豊かに見えますね。










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