猫奇伝
    魔性の動物…「猫」の秘密
  
     
   可愛いだけが
  猫じゃニャィ!















怪猫事件史


古来より人々は猫に対し、可愛い半面不気味な動物・妖怪として接してきました。
それ故に猫の怪異はかなりの数、様々な書物に記録され伝えられております。

ここでは、さまざまな文献・新聞等から拾い集めた猫の怪事件を、年表にまとめてみました。

はたして真実はいかに・・・




(注)記載内容
基本的には

西暦
年号 
◆内容◆ 
場所 
『出典元』】 

の順に記載しております。

年代及び、場所か出典元がわかるのもののみ記載してあります。
年代のわからないものについては、省いております。




1135~1140
保延年間
◆背に光発する高さ一尺の大猫、17の年に行方くらます◆
『古今著聞集』


1150
久安6年7月
◆山中に異獣あらわれ、人を殺す。世の人この怪獣、猫狗と呼ぶ◆ 
近江国美濃
『百練抄』


1233
天福元年8月2日
◆猫股が現れ7~8人が死傷したので打ち殺す◆ 
奈良 
『明月記』


1355
正平12年8月26日
◆鶏多数集まり時を告げ、猫が群衆、狐数百集まり不気味に鳴く◆ 
京都賀茂社


1573~1591
天正年間
◆武家を招く猫、貧乏寺の窮地を救う◆ 
世田谷豪徳寺


1596~1614
慶長年間
◆夢枕に立つ大猫の御告、斑猫の焼物で大繁盛◆ 
浅草並木町


1597
慶長2年
◆猫の祟りを恐れた相良氏、慈悲権現社を建立◆ 
肥後国人吉


1647
寛永24年9月
◆梅軒という医家、飼猫に命を狙われる。半年の戦いの後退治◆ 
相模国小田原


1644~1647
正保年間
◆妻が二人に…耳が動き正体ばれ、大化け猫射殺◆
福井市清水門前白山社 
『越前国名跡考巻五』


1644~1651
正保~慶安年間
◆藩の飼猫が物を言うと風説、確認に行くと黙秘するも最後に返答◆
津軽藩 
『奥富士物語』


1658~1660
万治年間
◆濡れ衣で捨てられた猫、娘を狙う蛇を噛み殺す◆ 
『松下庵随筆』


1674
延宝2年3月
◆竜造寺家の怪猫が襲いかかるも逃走、鍋島猫騒動の発端◆ 
渋谷御下屋敷


1683
天和3年夏
◆78年飼われた猫、猫どうし人語で会話◆ 
京都府淀城下の静養院 
『新著聞集』


1685
貞亨2年5月
◆猪位の山猫(猫股)、山中で罠にかかる◆ 
紀伊国熊野 
『新著聞集』


貞亨2年10月18日
◆飼猫、病死した主人の後を追い舌を噛み切る◆ 
大阪葉山町 
『新著聞集』


1688~1703
元禄年間
◆梁から落ちた赤猫、人語を発する◆ 
江戸 
『新著聞集』


1695
元禄8年3月
◆頭に二本(3本?)の角がある猫が現われる◆ 
三河(河内?)国三日市


1704~1710
宝永年間
◆人語を話す猫、罠にかけ処分◆ 
播磨 
『西遊見聞随筆』


1716~1744
享保~延享年間
◆深夜、小舟に乗った美男美女は大猫の怪異◆ 
吹上御門そばの泉水 
『今昔妖談集』


1748~1750
寛延年間
◆山吹猫、亡き飼主の仇を討つ◆ 
番町


◆藩士の飼い猫、『ああ、良い日和だ。』としゃべる◆ 
福井藩 
『拾椎雑和』


1751~
宝暦年間初期
◆行燈の油を舐める大鼠、逸物の猫に退治される◆ 
名古屋 
『翁草』


1764~1780
明和~安永年間
◆飼い猫が夜、手拭のような布切れを頭にかけ跳舞◆ 
下総佐倉 
『甲子夜話』


1772~1788
安永~天明年間
◆ぶち猫、虎猫と共に化け鼠と死闘◆ 
大阪 
『耳嚢』


1795
寛政7年春
◆鳩を捕り逃がした猫が人語を話す◆ 
江戸牛込山伏町某寺院の庭 
『耳嚢』


1796
寛政8年
◆老母を殺し化けた猫、酔って正体を暴露◆ 
上野国
『想山著聞奇集』


1804
文化元年
◆老婆に化けた猫、射とめられられる◆ 
『兎園小説』


◆黒毛の猫が変化して人間を驚かすという風説が流れる◆ 
江戸小石川町 
『街談々文集要』


1808
文化5年4月
◆猫の奇病がはやり、死ぬものが続出◆ 
江戸


1813
文化10年6月19日
◆打ち殺した大猫、妻に取憑く◆ 
江戸湯島 
『豊芥子日記』


1814
文化11年
◆八年前に死んだ猫の霊が妻に取り憑く◆
日光
『耳嚢』


    4月
◆夜毎の騒ぎと寺の金紛失…猫一味の仕業か◆ 
巣鴨 
『耳嚢』


1816
文化13年
◆病の肴屋に二両、猫の恩返し◆ 
江戸両替町 
『宮川舎漫筆』


1818
文政元年8月頃
◆人語を話す虎の絵のような怪しい大猫捕獲◆ 
浦和 
『半日閑話』


1824
文政7年
◆怪猫が老婆を殺害、なり代わるも退治◆ 
『兎園小説』


1835
天保6年秋
◆白黒斑の雄猫、人語を話す◆ 
江戸牛込榎町 
『想山著聞奇集』


1836
天保7年
◆雪山に大猫の声が響き、足跡も見つかる◆ 
新潟飯士山 
『北越雪譜』


1838
天保9年
◆尾が二股に分かれた大猫捕獲、打ち殺す◆ 
麻布 
『本間見聞録』


1839
天保10年5月下旬
◆客に化けた大猫、芸者遊び発見され逃走◆ 
内藤新宿の辰巳屋 
『藤岡屋日記』


1840
天保11年夏
◆釜茹でにした祟りか…屋敷替え後に猫の怪異◆ 
牛込小川町 
『藤岡屋日記』


  12月
◆愛鳥を食べた飼猫を嬲殺し。後日猫の妖怪が当主を発狂させ一家7人惨殺◆ 
越後国
『視聴草』

1848
嘉永元年
◆看護猫の霊験評判となり、土焼猫の店開く◆ 
江戸浅草 
『巷談贅説』


1850
嘉永3年
◆猫の因縁?鼠捕りに耽る少女の奇行◆ 
江戸牛込横寺町 
『安政雑記』


1852
嘉永5年
◆猫が夢で御告げ。今戸焼の福徳猫像、貸し出す◆ 
浅草花川戸 
『武江年表』


1856
安政3年2月18日
◆屋敷に多く住む古猫一掃。中には尾が二股のものも…◆ 
『藤岡屋日記』


1857
安政4年
◆人面猫が生まれるもすぐに死ぬ◆ 
神田紺屋町 
『藤岡屋日記』


1868
明治元年
◆赤目の山猫、屋上より童子を気殺◆ 
石見国安濃群太田町


1872
明治5年
◆猫狐の子を産む◆
岩内郡と千市郡の境 稲穂峠
『東京日日新聞』5/28


1874
明治7年 10月21日
◆猫と猿が混じり合ったような珍獣を捕獲。博覧会へ◆
長野県信濃国殿野入村
『朝野新聞』11/22
『読売新聞』11/24


1875
明治8年
◆親の仇打ちか!犬同士の喧嘩に子猫が加勢◆ 
『郵便報知新聞』2/23


1876 
明治9年7月初旬
◆母猫の恨み 子を殺された親猫が憑く◆
磐城平
『東京日日新聞』8/9


    7月
◆見世物小屋の羽の生えた三毛猫が逃げる◆
新宿大宗寺の帰り道 本郷第四方面第三署前
『東京日日新聞』7/19


1877
明治10年
◆猫の祟り 殺した猫の怨霊がとり憑く◆
愛岩下櫻川町
『郵便報知新聞』4/26


1878 
明治11年1月
◆化け猫が島中の犬を食い尽す◆ 
陸前岩巻沖の田代島 
『読売新聞』1/26


    5月
◆牛の様な大きな化け猫が猟師を襲う◆ 
愛媛県伊予国御庄郷 
『東京絵入新聞』5/15


◆十一歳の猫が箸を手に踊る◆
東高楯村
『山形新聞』11/25


◆飼い猫が噛んで、腕の腫物が治る◆
南高来郡三曾村
『西海新聞』11/25


    12月
◆猫神が賊を知らせる◆ 
陸中国紫波郡日詰新田町 
『東京日日新聞』12/19


1879
明治12年
◆八耳の猫、見世物へ◆
宮城県下宮城郡十文字
『東京絵入新聞』6/17


1881
明治14年1月1日
◆年を経た飼い猫が小児の腕を喰い尽し殺す◆
岐阜県下濃州郡上郡安久田村
『東京日日新聞』2/23


    1月 
◆猫を殺して食べた男が猫憑きになる◆
東春日井郡小幡村
『東京絵入新聞』1/9


◆猫嫌いが殺した猫がとり憑く◆
河内の国八上郡花田村
『朝日新聞』3/27 3/29


    9月
◆亡き猫の恨みはらさんと猫憑き◆ 
栃木県上都賀群日向村 
『栃木新聞』9/21 


1882
明治15年
◆飼っていた老猫が役者ばりに喋る◆
千住
『いろは新聞』3/9


◆うっかり殺した猫が祟り、寝屋に入ってくる◆
函館べん天町
『函館新聞』9/5
『明治日報』9/10


    10月
◆飼猫変じて虎の様な大猫に 犬や人を襲い捕まる◆
河内の国八上郡長曾根村
『朝日新聞』11/23


    12月11日
◆虎大の山猫が山に暮らす夫婦の赤子を喰い殺す◆
高知県土佐の国笹ヶ峰
『絵入自由新聞』12/28


1883
明治16年
◆99歳の猫が踊り喋る秘密をばらした女が祟られる◆
下吉田郡殿下村
『福井新聞』2/27


◆可愛がっていた猫が殺され、飼い主に猫の霊が憑く◆
島の内三津寺町
『朝日新聞』6/22


◆鼠を退治してくれと言う主人の言葉を理解した忠猫◆
宮城県下刈田郡中目村
『絵入朝野新聞』7/3


◆大きな黒猫が皮を剥ぎ取られてもなお生きると噂◆
名古屋東柳町
『鎮西日報』8/18


◆飼い猫の頭から角が2本生えてくる 博物館へ◆
福岡県下三笠郡牛頭村
『東京日々新聞』11/26
『海南新聞』12/26
『函館新聞』1884 3/5


1884
明治17年
◆毎夜訪ねて来る亡き夫の正体は、歳古い飼い猫◆
越後の国三島郡竹森村
『読売新聞』4/13
『東京絵入新聞』4/13
『郵便報知新聞』4/18


◆山の炭焼きに夜半3人の美女が出現。 山猫の怪か◆
越後の国刈羽郡小国谷千澤村
『佐賀新聞』9/13


◆子犬の死骸を咥えた大猫が逃げ去るのを目撃◆
本所
『東京絵入新聞』10/9


    10月15日
◆翼の生えた猫を生捕り◆
宮城県下桃生郡馬鞍村
『奥羽日日新聞』12/1
『東京絵入新聞』12/5
『絵入朝野新聞』12/6
『中外電報』12/12


1885
明治18年
◆仲睦まじかった雌猫と雄狸。狸は死すも猫が妊娠◆
南秋田郡新藤田村
『秋田日々新聞』3/18


◆嬰児を喰い殺した古猫は目方が10貫もある怪猫◆
丹後の国加佐郡
『絵入自由新聞』4/4


◆古猫退治の相撲関取噛まれて死ぬ。猫は弟子が射殺◆ 
京都府老谷村
『読売新聞』5/7



    5月21日
◆耳は兎、顔は猫、翼を持つ怪獣を巡査が打つ◆
大阪南
『日本立憲政党新聞』5/22


    7月20日
◆猫女神の夢を見て、顔が猫、体が人という子を産む◆
陸前宮城立町通り
『日出新聞』8/8


  7月中旬
◆女房の変化は昔から土地に伝わる猫魔が憑いたせい◆
宮城県牡鹿群田代浜
『奥羽日日新聞』9/8


◆子供の仇である怪猫を村中で退治◆
岩手県国見峠の八釜村
『改進新聞』11/11


1886
明治19年1月19日
◆留守番の子供を脅かす入道や幽霊は老猫の仕業◆
大津上京町
『日出新聞』1/23


◆宴会の残り物を土産にした男が猫に化かされる◆
市街臼山町
『佐賀新聞』3/23 3/24 3/25


1887
明治20年2月
◆生後間もない赤ん坊が猫に喰い殺される◆ 
甲斐 
『読売新聞』2/6


◆姿形は猫だが尾が狐。猫と狐の合いの子◆
東閉伊郡田老村
『岩手日日新聞』7/26


1888
明治21年1月10日
◆山中で猟師が巨大な山猫に襲われたが、倒した◆
高知県高岡郡角山に接する深山
『土陽新聞』1/15
『絵入自由新聞』1/20


◆17歳の老猫が着物を被って後ろ足で立って踊る◆
南秋田郡
『秋田日々新聞』4/11


◆殺して埋めた猫が化けて出る。子牛ほどの大きさ◆
神戸?東川崎町
『神戸又新日報』8/1


1889
明治22年
◆巴里の病院にあたかも猫憑きのような女性が来院◆
仏蘭西巴里
『郵便報知新聞夕版』10/2


1894
明治27年
◆殺した猫の親子が男女2人に祟る◆
内藤新宿
『都新聞』8/7


1895
明治28年6月
◆赤児が飼い猫に噛まれて危篤◆ 
東京都下 
『読売新聞』6/19


◆二つ余分に耳が生え四つ耳、背中に翼が生えた猫◆
宮城県登米郡
『小樽新聞』8/2


1897
明治30年
◆頭部は全く猫、体が人間の赤子、産後すぐ死去◆
備前国津高郡上田村
『新愛知』3/2


◆猫が3匹子供を産んだうち1匹が耳、脚などまま兎◆
奥州中津軽郡高杉村
『新愛知』5/30


1898
明治31年2月19日
◆6尾の大山猫を捕獲し見世物に◆
北海道渡島亀田郡神山村
『河北新聞』3/4


    3月4日
◆1丈もの大男に化けたのは牛のような大猫◆
広島県高田郡生桑村帽子岩峠
『紀伊毎日新聞』3/13
『河北新聞』3/15


◆猫が産んだ6匹のうち1匹が全くの犬の子◆
北海道小樽色内町
『河北新聞』5/13


◆6本の尾を持つ奇猫を捕獲◆
北海道渡島国日浦山
『紀伊毎日新聞』8/3


◆餓死した7匹の猫が祟る家、借り手はすぐ引越す◆
麹町区下6番町45番地
『都新聞』8/14


◆耳の横に耳に似た7つの肉塊がある奇猫◆
東京四谷箪笥町
『紀伊毎日新聞』8/2


   10月
◆人間が猫を産む◆
濃州不破郡綾里村
『新愛知』1899 11/22


1899
明治32年
◆3度目の妻は猫憑き。かつて殺された猫の祟りか◆
豊前国仙石鉄道会社長の内部屋
『都新聞』3/5


◆嘴が尖り、前足は人の手と同じという奇猫生まれる◆
北海道函館區旅籠町
『新愛知』5/17



1900
明治33年3月30日
◆猫が産んだのは鼠の子◆
岐阜県不破郡垂井村
『富士新聞』4/6 


1901
明治34年
◆狐の祟りで猫に魅入られた夫婦。 空砲で治る◆
渡嶋国亀田郡大野村
『北海道毎日新聞』3/1


    10月
◆山道で怪異、頭上からは猫の声◆ 
小金井村浅間山 
『神戸新聞』 10/23


◆皿を割った猫を殺し、毎夜皿が割れる音がする◆
たい東卑南
『台湾日日新報』11/1


◆飼い猫が小さな子供に化ける◆
賀茂郡仁科村
『静岡民友新聞』11/8
『神戸又新日報』11/10


◆過去に大猫を殺した男、猫の幻覚で狂乱!妻・義妹に傷害◆ 
東京府南多摩郡浅川村  
『神戸新聞』 11/18


◆24歳の古猫、火葬場で踊る◆
越後国刈羽郡中川村
『北海朝日新聞』12/26


1902
明治35年
◆猫が産んだのは3匹の狐の子◆
青森県東津軽郡滝内村
『扶桑新聞』7/9


    6月28日
◆猫が産んだのは9匹の犬の子。一匹を除き健在◆
豊前田川郡弓削田村
『中京新報』9/5


◆老婆の寝床に毎夜大きな怪猫が襲ってくる◆
鹿児島県 吉松村
『中京新報』9/5


◆睡眠中寝言を言う肥大した古猫◆
愛知県南設楽郡千秋村
『京都日出新聞』11/9


◆化け物が出ると噂の長屋。正体は猫だが空き家となる◆
高崎市弓町
『奥羽日日新聞』12/27


1903
明治36年
◆猫が産んだのは日頃仲の良い犬の子?◆
山形県最上郡東小国村
『中京新報』1/28
『中国』2/5


◆25歳の飼猫は人を襲ったり人の姿に化けたりする噂◆
南蒲原郡
『佐渡毎日新聞』3/10


◆飼い主の娘に化けて、娘の代わりに母に仕返しの猫◆
埼玉県大里郡深谷村
『都新聞』3/15


    8月
◆誤って殺した猫が夫婦に祟る◆ 
北海道西川町 
『函館公論』8/29


◆体は猫、顔は狐の子を猫が産む。三毛の狐もいる?◆
北海道渡島国茅部郡
『東京日日新聞』7/15
『佐渡新聞』9/9


    7月28日
◆黒猫と怪火◆
福岡西湊町
『九州日報』8/1


1905
明治38年
◆逃走した7耳の猫を捕らえ再び見世物に◆
浅草
『東京朝日新聞』8/11


    10月3日
◆麻袋に入れて川に捨てた猫が復讐に子供を噛む◆
静岡県駿東郡大岡村
『静岡民友新聞』10/10
『伊勢新聞』10/18
『福岡日日新聞』10/21
『台湾日日新聞』10/22


◆三毛猫が半犬半猫の子供を産む◆
札幌
『北海タイムス』12/6


1906
明治39年
◆床下からの怪音は猫を食べた祟りか◆
仙北郡生保内村
『秋田魁新報』2/16


◆愛猫家の夫婦。夫が化け猫の夢で妻を殴りつける◆
日本橋區高砂町
『報知新聞』8/9


    7月10日
◆猫が産んだ4匹のうち1匹が犬の子◆
北海道石狩町字横町
北海タイムス』8/12
『埼玉新報』8/18
『山陰新聞』8/18
『豊国新聞』8/21


    3月
◆9耳の奇猫が生まれ、見世物か博物館かと思案中◆
陸中一せき町
『東京朝日新聞』8/28


1907
明治40年
◆鼠を捕らえる事が異常に上手い少女。猫娘か?◆
遠州磐田郡見付町
『新愛知』5/9
『佐賀新聞』5/17


    1月15日
◆黒猫を虐殺して祟られる◆
當市袋町
『新愛知』6/4


◆飼い猫が産んだのは犬の子◆
函館西川町
『佐渡新聞』7/2


  9月5日
◆猫が産んだ2匹のうち1匹が犬◆
愛知県中島郡
『琉球新報』9/19


    9月3日
◆軍人が美女に化けた大猫を退治◆
横須賀軍港
『神戸新聞』9/23
『朝野新聞』9/26
『北国新聞』9/29
『琉球新報』10/1


1908
明治41年9月12日
◆仲の良い猫と犬。産まれた子は犬猫特徴併せ持つ◆
愛知県中島郡
『国民新聞』3/13


◆芸妓が可愛がっていた怪猫たまの墓浄閑寺に◆

『やまと新聞』8/17


1909
明治42年3月末
◆猫に似た地中に住む奇獣を発見◆
北海道石狩国増毛山
『二六新報』4/1
『北海タイムズ』4/5


    4月23日 24日
◆雨の日に人家に上がりこみ、はたきを持って踊る大猫あらわる◆
本所區長岡町
『報知新聞』4/28
『萬朝報』4/28
『朝野新聞』4/28
『国民新聞』4/28
『二六新報』4/28
『やまと新聞』4/28
『鷺城新聞』4/28
『神戸又新日報』4/30 
『紀伊毎日新聞』4/30
『東洋日の出新聞』5/1


    4月30日
◆本所のはたきを持って踊る怪猫、捕獲される◆
本所區長岡町
『東京朝日新聞』5/2
『報知新聞』5/2
『読売新聞』5/2
『朝野新聞』5/2
『二六新報』5/2
『やまと新聞』5/25


◆人の恨みを聞き分け、相手を噛み殺す猫◆
備中国阿哲
『山陽新報』7/4
『神戸又新日報』7/5


    6月11日
◆迷い込んだ怪猫を撃った兵士が猫憑きとなる◆
名古屋師団
『扶桑新聞』7/28
『満州日日新聞』8/6


◆踊ったり人語を解する怪猫。気弱な女中は奉公出来ず◆
東京浅草區新片町
『佐賀新聞』10/9


◆子牛ほどもある巨大な怪猫に遭遇◆
備中川上郡中村斗坂山中
『福岡日日新聞』10/28


1910
明治43年 2月25日
◆15貫目もある黒猫が人を襲う◆
埼玉県北足立郡
『神戸又新日報』3/11


    2月26日
◆飼猫が火焔を吐きながら家人の墓を掘り返す◆
久慈郡矢村
『秋田魁新報』3/12


    6月21日
◆牛肉と思ったのは猫肉。猫の化け物を見たと発狂◆
下谷山下町
『国民新聞』6/23


◆料理屋の猫は戸や襖を開けるばかりか踊る◆
福岡県浮羽郡
『樺太日日新聞』6/21


1911
明治44年
◆夢のお告げで唐猫の木像を発見◆
大隅国哈良郡敷根村
『秋田魁新報』3/2


◆火事で焼け死んだ猫の怨霊が現れる◆
新吉原京町
『豊国新聞』10/11


1912
明治45年4月9日
◆難破した船が海上で巨大な黒猫の様なものを目撃◆
佐田の海三崎村
『愛媛新報』4/16
『海南新聞』4/20


◆出火した家は病死の芸妓や殺された猫の恨みでいっぱい◆
讃岐国三津濱
『山形新報』5/24


大正元年12月
◆怪猫、嬰児を噛み殺す 母親と添い寝中の惨事◆ 
埼玉県比企郡 
『読売新聞』12/5


1914
大正3年8月
◆一つ目の猫の仔生まれる◆


    12月
◆猫、赤子を噛み殺す◆ 
千葉 
『読売新聞』12/19


1921
大正10年5月
◆嬰児、猫に噛み殺される 家人の留守に◆ 
東京南葛飾 
『読売新聞』5/28 


1922
大正11年3月
◆嬰児、怪猫にかまれて死亡◆ 
群馬県箕輪村 
『読売新聞』3/3


    10月
◆野良猫、嬰児をかみ殺す◆ 
東京都牛込  
『読売新聞』10/15


1928
昭和3年10月
◆耳が六つ生えている三毛猫が生まれる◆ 
東京小石川区東青柳町 
『東京日日新聞』


1930
昭和5年6月
◆金色と銀色の眼を持つ三毛猫が大評判◆ 
高崎市北通町 
『報知新聞』


昭和5年7月
◆乳房が九つある牝犬が猫の子を産む◆ 
横浜市鶴見区潮田町 
『報知新聞』


1950
昭和25年2月
◆ネコ、赤ちゃんを殺す 窒息死◆ 
?(東京都板橋区・福島県石城郡・静岡件清水市)
『読売新聞』2/13


1961
昭和36年3月
◆ネコ、赤ちゃんを殺す 寒さで顔の上に乗り◆ 
東京都大田区 
『読売新聞』3/27


1970
昭和45年8月
◆野良猫幼女を襲う 3匹に20箇所噛まれる◆ 
東京都文京区 
『読売新聞』8/6


1996
平成8年11月
◆野良猫が襲撃、乳児重体 生後一週間 母の実家◆ 
愛知 
『読売新聞』11/23


2005
平成17年10月
◆猫にかまれ?足指失う ホーム入所80代女性◆ 
埼玉 
『読売新聞』10/8


2009
平成21年9月
◆民家で爆発、重傷男性は元ネット猫虐待犯。猫の祟り?◆ 
広島市 
『中国新聞』9/13













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参考文献
岡田建文(1927)『動物界霊異誌』郷土研究社
佐藤隆三(1931)『江戸の口碑と傳説』郷土研究社
藤沢衛彦(1960)『図説 日本民俗学全集 民間信仰・妖怪編』あかね書房
山田野理夫(1975)『日本怪奇集成 江戸時代編』宝文館出版
山田野理夫(1975)『日本怪奇集成 明治大正昭和編』宝文館出版
岡田章雄(1980)『日本人の生活文化史1 犬と猫』毎日新聞社
平岩米吉(1985)『猫の歴史と奇話』池田書店
笹間良彦(1994)『図説・日本未確認生物辞典」柏美術出版
石川順一(1995)『太陽 9月号 特集妖怪現わる』平凡社
花房孝典(1997)『実録・大江戸怪奇草子』三五館
(1998)『世にも不思議な江戸怪奇事件帳』新人物往来社
湯元豪一(1999)『明治妖怪新聞』柏書房
湯元豪一(2001)『地方発 明治妖怪ニュース』柏書房
錦谷雪(2005)『絵入 川柳妖異譚』三樹書房
柴田宵曲(2005)『妖異博物館』ちくま文庫
氏家幹人(2005)『江戸の怪奇譚』講談社
日野巌(2006)『動物妖怪譚(下)』中公文庫
湯元豪一(2007)『江戸東京怪異百物語』河出書房新社
田中聡(2007)『江戸の妖怪事件簿』集英社新書
千葉市美術館編(2008)
  『文明開化の錦絵新聞 -東京日々新聞・郵便報知新聞全作品-』国書刊行会
上島敏昭(2009)『魔界と妖界の日本史』現代書館
湯元豪一(2009)『明治期怪異妖怪記事資料集成』国書刊行会
氏家幹一(2009)『これを読まずに「江戸」をかたるな」祥伝社黄金文庫
伊藤慎吾(2016)『妖怪 憑依 擬人化の文化史』笠間書院





参考サイト
ヨミダス文書館  http://www.yomiuri.co.jp/bunshokan/
ヨミダス歴史館  http://www.yomiuri.co.jp/rekishikan/






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